<コラム> 暑い街、都会の夏(後編) <コラム> 暑い街、都会の夏(後編)

夏が私たちをとりまいています。太陽は輝き、空は青く、街は自然と生命に満ち溢れています。夏の香りを選ぶのは一苦労ですが、ミラー ハリスの香水には、あなたが都会のワイルドな面を発見するヒントがたくさんあります。ミラー ハリスのフレグランスエキスパート、ニック ギルバートが、お気に入りの夏の香りを教えてくれました。


良い気分にさせてくれるのは

私の個人的な夏の悩みの一つは、暑すぎることです。けれどもミラー ハリスにはこの問題を解決するソリューションがあり、気に入っています。私は夏の間「ティー トニック オーデパルファム」のボトルを冷蔵庫に常備しておき、必要なときにフレッシュで爽快な一吹きを放ちます。ティー トニックはこんなときにとても優れています。湿度の高い空気の中でも効果を発揮し、重苦しさを破って気分を高揚させてくれます。香りそのものは、ピーチブロッサム、ジャスミンティー・アールグレイ・マテのブレンド、キリッと弾けるベルガモットとオレンジツリーのリーフが感じられ、明るく爽やかな気分にさせてくれます。


心の中のジャスミンが吹き抜ける

ジャスミンは街中の庭で豊富に栽培されています。古いヴィクトリア朝の家並みを這って、灌木や生け垣を突き破り、意外な場所で見かけることがあります。帰宅の途の終わりに、ジャスミンが風になびいて歌っているのを見ると、心が和みます。「ル ジャスミン オーデパルファム」はそのように人を歓迎する香りを表現していますが、調香師が瞬時に活気づきまたクールでもある鮮やかな芳香を創造すべく、ひねりを加えてブリリアントなシトラスのブーケへと変化させた香りだと思います。それに、ジャスミンに対して慎重な気持ちにさせるあの媚びるような甘さはありません。みずみずしくジューシーなレモンのトップノートは、まるで水しぶきのように涼しげです。